― 定期演奏会の記録 ―
2011年4月10日(日)
午後2時 開演
森のホール21・大ホール
松戸混声合唱団第15回定期演奏会
■主催:松戸混声合唱団 ■共催:(財)松戸市文化振興財団
■後援:松戸市教育委員会/松戸市音楽協会/松戸市合唱連盟/千葉県合唱連盟
指揮者・共演者の紹介(※指揮者/共演者の写真・プロフィールは演奏会当時のものです)
指揮 横山 和彦
東京芸術大学音楽学部声楽科卒、同大学院独唱科終了。渡辺高之助、高橋修一両氏に師事。在学中、「芸大メサイヤ」、芸大定期ヴェルディ「レクイエム」にソリストとして出演。卒業後、宗教曲のソリストとして多数の作品に出演。NHK.FM新人演奏会出演。主な作品として、バッハ「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、多数のカンタータ、モーツァルト「レクイエム」「ハ短調ミサ」、メンデルスゾーン「聖パウロ」「エリア」など。また、ヘンデルの「メサイヤ」、ベートヴェンの第九のソリストとして多数出演している。
オペラでは、モーツァルト「魔笛」のタミーノ、ドニゼッティ「愛の妙薬」のネモリーノなど、主役で出演した作品をはじめとし、貴重なバイプレーヤーとして、多数の作品に出演。
1992年文部省の在外研修員として、ウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学オラトリオ、リード科教授のW.モーア氏の下で研鑽を積む。留学中、ウィーンにおいてリサイタルを開催し、成功を収める。帰国後に行ったリードアベンドは10回を数え、いずれも好評を博した。
2008年の松戸混声合唱団演奏会において松戸でのデビューを果たした。
ぐる−ぷ・なーべ、オペラクリエーション・イン・青山、日本演奏連盟各会員。東京学芸大学教授。
ソプラノ 嶋崎 裕美
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科オペラ専攻修了。オペラ「フィガロの結婚」(スザンナ・ケルビーノ)、「ラ・ボエーム」(ムゼッタ)やオペレッタ「メリー・ウィドゥ」(ハンナ)、「チャルダッシュの女王」(シルヴァ)など多くのオペラ、オペレッタに出演し、その華やかな舞台は常に好評を博している。また、東京フィルハーモニー交響楽団をはじめとする多くのオーケストラにソリストとして出演するほか、多数のコンサート活動を行っている。近年では、チャリティーコンサートなどの社会貢献活動にも積極的に参加している。専門の声楽のほか、幼少時よりモダンバレエ・フラメンコ・ジャズダンスに親しみ、歌・踊り・芝居と「三拍子揃ったクラシック歌手」として注目される。2004年4月『日本国際賞』の祝宴に招かれ、美智子皇后作詞の「ねむの木の子守歌」や「アヴェ・マリア」(シューベルト)などの御前演奏を行った。現在はイタリアの初期バロックを専門としてコンサートなどを行っている。
東京学芸大学准教授、尚美学園大学講師、日本声楽アカデミー会員、日本演奏連盟会員。
テノール 小林 大作
東京芸術大学大学院修士課程修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として一年間イタリア(ミラノ)にて研鑚を積む。2001年イタリアのターラントで行われたローランド・ニコロージ国際声楽コンクールにおいて特別奨励賞を受賞。「椿姫」のアルフレード、「リゴレット」のマントヴァ公爵、「ラ・ボエーム」のロドルフォ、「愛の妙薬」のネモリーノ、「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッターヴィオ、「コシ・ファン・トゥッテ」のフェランド、「魔笛」のタミーノ等を演じ、その輝かしい声と高い音楽性、スタイリッシュな演技は常に高く評価され、次代を担うテノールとして将来を期待されている。二期会ニューウェーブ公演でモンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」ネローネ役を、ニッセイオペラ2004でモーツァルトの「後宮からの逃走」ベルモンテ役をそれぞれ熱演し、好評を博した。また、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、シューベルト「ミサ曲」、メンデルスゾーン「讃歌」「聖パウロ」等のソリストとしても常に安定した実力を示し、好評を博している。
東京学芸大学准教授。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。
特別客演指揮 佐藤 眞
1938年8月24日生まれ。東京藝術大学音楽学部教授及び同大学附属音楽高等学校長を務め、現在東京藝術大学名誉教授。
日本音楽コンクール作曲部門第1位併せて特別作曲賞、文部省芸術祭賞、トリノ市賞、イタリア賞グランプリ、文化庁芸術祭大賞、下総皖一音楽賞などを受賞。
《主要作品》
交響曲第3番、第4番、オペラ「奇跡の手」、「犀」、管弦楽のための変奏曲、交響的変容、交響詩「北の大地」、交響3部作「甲斐」、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、管弦楽のための協奏曲、弦楽四重奏曲第1番、第2番、ピアノソナタ、歌曲、合唱曲ほか多数。
「旅」ナレーター 今井 芳恵
元テレビ東京アナウンサー(「田原総一郎のドキュメンタリー青春」のナレーション、ドキュメンタリー 田部井淳子「山に登る」のナレーションなど)を経て、現在、ナレーション、結婚式司会など、フリーで活躍。
オルガン/ピアノ 奈良 英子
桐朋学園大学卒業。安川加壽子、山岡優子、パリにてヴラドー・ペルルミュテール、マルセル・ウークラン各氏に師事。ソロ、室内楽、伴奏と幅広く活動。ソロCD「サティ・スポーツと気晴らし」が「レコード芸術」誌にて特選盤に選ばれた。昭和音楽大学講師。横浜音楽文化協会の会員。松戸混声合唱団ピアニスト。
アンサンブルソロ
■ソプラノ 西 あゆみ
宮崎大学教育文化学部生活文化課程芸術文化コース声楽科卒業。東京学芸大学大学院修士課程2年在学中。2010年学芸大大学院オペラにおいてプッチーニ『ラ・ボエーム』ムゼッタ役を演じ好評を博す。全日本学生音楽コンクール全国大会入選。これまでに守屋由美、地村俊政、藤本いくよ、横山和彦の各氏に師事。
■アルト 橋本 明日香
東京芸術大学卒業。東京学芸大学大学院修士課程3年在学中。佐藤紀久子、工藤和美、吉田由布子、橋本エリ子、勝部太、浅田啓子、佐々木典子、大野徹也各氏に師事。『フィガロの結婚』伯爵夫人、『愛の妙薬』ジャンネッタ、『こうもり』オルロフスキー、『コシ・ファン・トゥッテ』ドラベッラなどに出演。日本ドイツリート協会会員。
■テノール 陣内 俊生
東京芸術大学卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了。これまでにバッハ『マニフィカト』、モーツァルト『戴冠式ミサ』『レクイエム』、ベートーヴェン『第九』などの宗教曲ソリストを務める。横山和彦、高橋修一、川上洋司の各氏に師事。神奈川県内外の合唱団で常任指揮者・副指揮者を務め、合唱指揮者としても活躍している。
■バス 吉田 一喜
東京学芸大学教育学部音楽科卒業。同大学院修士課程修了。オペラにおいて『こうもり』ファルケ役、『トロヴァトーレ』ルーナ伯爵役、『コシ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ役を演じ好評を博す。他にもシューベルト『ミサ曲ト長調』ベートーヴェン『第九』等の宗教曲ソリストを務める。これまでに大野徹也氏に師事。
管弦楽 チャッピーフィルハーモニーオーケストラ
チャッピーフィルハーモニーは、「クラシック音楽を、より多くの方に身近なものとしてとらえていただき、ますます興味を持っていただくこと」を目指し、2001年に創立。今年で10周年を迎えます。
クラシック界の最先端で活躍するプロの演奏家で編成される100名以上の団員から成るオーケストラと、100名以上の楽団員から成る合唱団で構成されています。
本公演は、楽団より30名の演奏家で編成される室内オーケストラとなっています。
「チャッピー」とは、イギリス英語では《粋な奴》という意味があります。