松戸混声合唱団 Matsudo Mixed Chorus

― 演奏会 ―

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― 定期演奏会の記録 ―

2014年4月13日(日)

午後2時 開演

森のホール21・大ホール

松戸混声合唱団第17回定期演奏会

F.シューベルト スターバト・マーテル D383
思い出の映画音楽

指揮:横山 和彦

管弦楽:チャッピーフィルハーモニーオーケストラ

ソプラノ:平井 香織

テノール:山本 耕平 バス:斉木 健詞

ピアノ:奈良 英子

合唱:松戸混声合唱団

■主催:松戸混声合唱団 ■共催:(公財)松戸市文化振興財団

■後援:松戸市教育委員会/千葉県合唱連盟/松戸市音楽協会/松戸市合唱連盟

指揮者・共演者の紹介(※指揮者/共演者の写真・プロフィールは演奏会当時のものです)

指揮 横山 和彦

東京芸術大学音楽学部声楽科卒、同大学院独唱科終了。渡辺高之助、高橋修一両氏に師事。在学中、「芸大メサイヤ」、芸大定期ヴェルディ「レクイエム」にソリストとして出演。卒業後、宗教曲のソリストとして多数の作品に出演。NHK.FM新人演奏会出演。主な作品として、バッハ「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、多数のカンタータ、モーツァルト「レクイエム」「ハ短調ミサ」、メンデルスゾーン「聖パウロ」「エリア」など。また、ヘンデルの「メサイヤ」、ベートーヴェンの第九のソリストとして多数出演している。

オペラでは、モーツァルト「魔笛」のタミーノ、ドニゼッティ「愛の妙薬」のネモリーノなど、主役で出演した作品をはじめとし、貴重なバイプレーヤーとして、多数の作品に出演。

1992年文部省の在外研修員として、ウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学オラトリオ、リート科教授のW.モーア氏の下で研鑽を積む。留学中、ウィーンにおいてリサイタルを開催し、成功を収める。帰国後に行ったリーダーアーベントは10回を数え、いずれも好評を博した。

2008年の松戸混声合唱団演奏会において松戸でのデビューを果たした。

ぐるーぷ・なーべ、オペラクリエーション・イン・青山、日本演奏連盟各会員。東京学芸大学教授。

ソプラノ 平井 香織

国立音楽大学卒業。同大学院リート科(独歌曲専攻)修了。二期会オペラスタジオ修了。東京室内歌劇場「奥様女中」のセルピーナでオペラデビュー。以後「魔笛」夜の女王、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「カルメン」ミカエラ、「夕鶴」つう等を演じる。殊に新国立劇場公演には数多く参加しており、「ラインの黄金」「ワルキューレ」「神々の黄昏」「ジークフリートの冒険」「トスカ」「なりゆき泥棒」「カルメン」「こうもり」「エレクトラ」「影のない女」「ピーター・グライムズ」など、信頼も厚い。そのほか、小沢征爾指揮「ファウストの劫罰」(ベルリオーズ)、井上道義指揮「ミサ」(バーンスタイン)、大野和士指揮「ヌシュ・ヌシ」(ヒンデミット)、ダン・エッティンガー指揮「復活」(マーラー)、準・メルクル指揮「ヴィーナスとアドニス」(ヘンツェ)等でソプラノソロを務める。またコンサートに於いても「レクイエム」「グローリア」「メサイア」「第九」「ミサ・ソレムニス」等多数出演。

現在、国立音楽大学非常勤講師。二期会オペラ研修所講師。二期会会員。

テノール 山本 耕平

米子市生まれ。東京学芸大学教育学部高等教育教員養成課程音楽科クラリネット専修に入学し、運命の師・横山和彦氏に出会う。1年間、氏の「副科声楽」のレッスンを受ける中で発声を学び、東京藝術大学音楽学部声楽科バス専攻を受験し合格。東京学芸大学を中退する。新天地・東京芸術大学3年次にテノールに転向後、安宅賞受賞。同大学をアカンサス音楽賞、同声会音楽賞、松田トシ賞を得て首席卒業。その後2008年第39回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞部門第1位受賞。2009年日伊声楽コンコルソ第1位及び歌曲賞受賞。2010年公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団より第15回エネルギア音楽賞受賞。同年第1回武藤舞海外研修助成奨学金を得て渡伊、2011年イタリア・ミラノ・ヴェルディ音楽院ビエンニオ・声楽コース修了。2012年東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽(オペラ)専攻を大学院アカンサス音楽賞を得て首席修了。2013年シャネルよりCHANEL Pygmalion Days Artist。2014年2月東京二期会・フランクフルト歌劇場提携公演《ドン・カルロ》にてタイトルロールをつとめる。二期会会員。

バス 斉木 健詞

愛知県出身。国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。文化庁在外研修員として渡伊。二期会公演にはニューウェーブ・オペラ『ポッペアの戴冠』セネカで絶賛を博し、『ラ・ボエーム』、『ナクソス島のアリアドネ』、『エフゲニー・オネーギン』、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『ナブッコ』ザッカーリア等に出演。その他、新国立劇場『アイーダ』、『軍人たち』、『タンホイザー』、『サロメ』、びわ湖・神奈川『アイーダ』エジプト国王、びわ湖ホール『海賊』(日本初演)、兵庫県立芸術文化センター『トスカ』スカルピア等に出演、いずれも公演の成功に大きく寄与した。13年は新国立劇場『タンホイザー』ラインマル、びわ湖・神奈川『椿姫』ドビニー侯爵、二期会『マクベス』バンコー、同『ホフマン物語』クレスペル、びわ湖・神奈川『ワルキューレ』フンディング、日生劇場『フィデリオ』ロッコと立て続きに出演。14年2月も二期会『ドン・カルロ』宗教裁判長に出演、今やオペラに欠かせないバス歌手として活躍を続けている。また、宗教曲や「第九」等のコンサートでもソリストを務める。14年10月びわ湖ホール『リゴレット』スパラフチーレに出演予定。二期会会員。

管弦楽 チャッピーフィルハーモニーオーケストラ

プロ演奏家で構成されるオーケストラ。代表の松尾賛之が中心となり、「より多くの人にクラシック音楽を親しんでもらいたい」という理念のもと2001年に創設。主催コンサート・コラボレーションコンサート・学校コンサートのほか、カルテットチャッピーとしての室内楽コンサートも定期的に行っている。

ピアノ 奈良 英子

桐朋学園大学卒業。安川加壽子、山岡優子、パリにてヴラドー・ペルルミュテール、マルセル・ウークラン各氏に師事。ソロ、室内楽、伴奏と幅広く活動。

ソロCD「サティ・スポーツと気晴らし」が「レコード芸術」誌にて特選盤に選ばれる。昭和音楽大学講師。横浜音楽文化協会会員。松戸混声合唱団ピアニスト。

編曲 布施 美子

東京学芸大学D類音楽科作曲選修卒業。同大学院作曲・指揮法講座修了。神奈川県合唱曲作曲コンクール入選。新・中学生のクラス合唱曲集(音楽之友社)に、「海が好きなのは」「あなたの心のなかに」「生きちゃったイ」などの合唱作品が、また、「GO!GO!吹奏楽」「輝け☆ブラバン魂 GO!GO!アンサンブル」(ヤマハ)に小編成アンサンブルのアレンジ譜が掲載されている。小中学生向きの合奏曲アレンジも多く手掛けている。

編曲 木下 愛子

兵庫県神戸市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。在学中に藝大モーニングコンサートでオーケストラ作品が演奏される。2010年トスティ国際歌曲コンクールにて伴奏賞受賞。合唱曲や歌曲の作曲及び編曲、地域の文化活動での演奏、また都内を中心に合唱団での伴奏、コンサートに出演。東京ミューズアカデミー、正派音楽院講師。

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